道のともがきの寺 宝性寺

 御詠歌に"道のともがき広めなん"という詠(うた)があります。

『道のともがき』とは何でしょう? 

宝性寺では信仰を考える上でその"道"をたいせつなものと考えて活動しております。

『道のともがき』とは”安らかなる心を求めて共に生きていく道”のこと。

宝性寺でお立ち寄りいただく皆さまと共にその答えに近づく思いを探す寺づくりを目指しております。

 

 世の中には多くの生きる学びの心得として道(みち)が説かれています。聞いた事のある道には茶道・華道・武道などがあります。宝性寺では仏道、御詠歌の道として詠歌道を皆さまと共に生かされる学びとして実践行動して参りたいと思っております

"祈りって何だろう?"

"忍耐って何だろう?"

などのシンプルでありながら、とても奥深さある疑問などから仏さまの道、すなわち仏道へ歩み寄れるよう檀信徒のみなさまに寄り添い考えたいと思っております。

しかしそうは言っても当寺がみなさまのもつ疑問や悩みへの共通の答えは人生の経験不足により持ち合わせていないことが多いということも目の当たりにし寺として模索しておりました。


そのような中、宝性寺には様々な人生経験を持つ方が多く集まってきてくださっており、そのお仲間の経験や体験、時には悲しみがお集まりになる心のお悩みに光・安心を与えて下さるのを目の当たりにしました。


それが"信仰の恩恵 "ではないかと思い、どなたさまでも気軽にお立ち寄りいただける寺づくりすなわち「道のともがきの寺づくり」の実践を心がけ現在に至っております。


"信仰がある人生は素晴らしいな"という願いに少しでも歩み寄っていただけますよう 人生の道の休憩所としてお立ち寄りくださいましたなら幸いです。

 

当寺はいつでも門戸を開きお待ちしておりますのでどなたさまも気軽にお越しになってください。

合 掌