彼岸会(ひがんえ)勤修

17日は彼岸の入りの日。

13時より本堂に於いて彼岸会法要が行われました。

本年はご承知の通り本堂落慶50周年記念事業として会館の増改築工事をしております。

彼岸週間に入りましたが、工事年間工程の都合上、平日は工事が進められており、山内動線も日々変わりご面倒、ご迷惑をお掛けしております。

そんな中、法要に参加してくださりありがとうございました。

暑さ寒さも彼岸まで。
昨日までの寒さ涼しさが一転、今日はとても暖かくお墓参り日和となり多くの方がお墓参りにみえていました。

堂内からこぼれ山内に響き渡るご詠歌の音。

これが長年続けられている宝性寺の彼岸スタイル。

人によっては生まれた時から、嫁いで来た時から、などそれぞれの方のお墓参りに当然の音色となってくださっている法要です。

簡単に言えばお彼岸はご先祖さまと今一度向き合って日頃の自分をみつめ襟を正し律する期間でもあります。

ご自分でお誓いを立て有言でなく”不言実行''そんな行いでもいいのでは。

ご先祖さまのお知恵に寄り添ってみてはいかがでしょう。

法要後は、皆で簡単な会食を。

そしてその中で副住職よりご披露をさせていただきました。

副住職は1月に拝命した辞令により身につける御衣の色が変わる事になりました。それに伴い檀信徒のみなさまよりお祝いとして新しい御衣一式をご奉納いただきました。

本日、その御衣に初めて袖を通させていただき法要に出仕させていただきましたので本日お集まりのみなさまには改めてご披露、御礼をさせていただきました。

副住職にとっては最初の御衣、大切に使わせていただきます。本当に心あるご奉納ありがとうございました。

檀信徒のみなさまの前に立つ時はこの感謝で繋がらせていただく御衣です。

改めて檀信徒のご先祖を感じ不言実行。

とにかく本年の春彼岸は工事につき色々とご迷惑お掛けします。まだお彼岸は入ったばかり、お墓参りに来らる際、お越しになった際はくれぐれも気をつけて下さい。

お彼岸にはお墓参りを!