天当ひょう難念仏

本日8日、13時より天当ひょう難念仏会が宝性寺総代会、宝性寺念仏講のみなさまにより行われました。

念仏講のみなさまは宝性寺遍照講の方がほとんどですが、細かいことをいうと中身は少々違うものなのです。

”南無阿弥陀”を唱えながら、太鼓、大鉦を打ち鳴らし阿弥陀さまお天道さまに五穀豊穣を祈願します。

なーむーあーみー だ ぶ つ!

ひと昔前、5月は雹(ひょう)が降る季節でした。
それは穀物を作る農家にとっては死活問題。

その雹による難がないようにお天道さまに願いを込めて念仏をお唱えし祈願する念仏講。

移りゆく時代にも必要である祈りや願い。
平成28年も先人のみなさまの願いを宗派を超えて引き継ぐ地元の願いの詰まった念仏行事です。

これから暑い季節が本格的にやって参ります。
その月、その季節に色々な願いが込められた行事があります。

そこを粗末にしたり、疎かにしないよう宝性寺としての役割をコツコツ続けて参りたいと思っております。
お互いに自分の役割を全うしていきたいですね。

本日もありがとうございました。