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厄念仏

念仏講、遍照講最長寿の講員さんが信じていた密厳浄土へ旅立ちました。故人を偲びお仲間が大好きだったお念仏を本堂でお唱えしました。

宝性寺念仏講、遍照講を永きにわたり支えてくださった講員さまが4月末に密厳浄土へお旅立ちになりました。


御歳102歳。


今回は厄念仏としてお仲間が偲び、念仏を唱えご供養いたしました。


故人は100歳の時には埼玉県各流讃佛歌奉詠大会にも参加しました。


101歳を超えた頃から「日蓮さんと、観音さま、お嫁さん早くお迎えこないかな」と信仰への導きを楽しみに過ごされていました。日蓮さまには幼少期からご信仰のお導きがあったようです。


ご自宅が宝性寺から近い方でしたので遍照講の方々はお稽古後、今年に入ってからも何度も会いに行っていました。


地元の和讃、独特の節回しでのご供養です。

これを護ってきてきてくれる方のご供養は心から感謝が溢れるものです。今回もそうでした。


どなたか先輩がひらがなで唱え易く作ってくださった経典を改めて漢字に文字おこしをしてみました。改めて色々と思わされております。

おばさん。今頃、どこを歩まれているのでしょう。本当にありがとうございました。


これからも宝性寺では先輩達が護ってくださったお知恵、信仰を見届け護って参ります。


南無大師遍照講金剛 合掌