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花まつり厳修

10時より宝性寺本堂にて平成最後の花まつりを厳修。多くの方が祝い願い手を合わせました。
宝性寺花まつりは皆でお勤めをしてお釈迦さまの誕生を祝います。
次第は主に以下の通り。

先、智山勤行式
次、同行和讃 
次、相互合掌和讃
次、釈迦牟尼如来誕生和讃
次、光明真言
次、各諸真言
次、普回向

宝性寺の花まつりでは2体のお釈迦さまの稚児像を祀り、皆で手を合わせお唱えいたします。
はじめて参加される方はその声や音に耳を傾けていただきました。

1体のお釈迦さまは本堂正面側大壇上、そしてもう一体は本堂入り口(本尊を背にして)に花御堂という小さなお堂を沢山の花で飾りその真ん中に祀ります。

御詠歌の時間が多い宝性寺花まつり法要、その音色響く中で灌仏といってお釈迦さまの花御堂内の尊像に甘茶を掛けてそれぞれの祈りをささげていただいております。

今年も沢山の方の祈りをお釈迦さま尊像が受け止めてくださいました。

今月で平成という時代は終わります。
また新たな元号の時代が始まります。

しかし宝性寺ではこれまで受け継いでくださった祈りや願いや想いをこれからも何も変わらずに新時代に受け継いでいけるようただただ先人の方の想いに寄り添って参りたいと思います。

その事を改めて思い考えさせていただく感謝の花まつりです。

お釈迦さまが誕生され、およそ2600年という年月、護られてきた教えを皆さまと共に考え感じて参りたいと思っております。

本日、お越しの皆さま、ありがとうございました。そしていつもお参りして下さる皆さま、本当にありがとうございます。

合掌