お香の会(第二回目)

香りが繋いできた時間。多くの方と香りを通して学び盛会のうちに終えました。
今回は昨年の第一回目につづき第二弾。
〜文香〜でのお香の会でした。
まずお越しいただいた皆さま、ありがとうございました。そして今回も市毛和佳奈先生に長時間での楽しいご講義いただきました。ありがとうございました。

お申込みいただいた38名の参加者と共に素敵な時間を過ごさせていたました。(宝性寺スタッフ感想)
2名の方が当日にお越しになれない連絡をいただき、残念に思われたかもしれませんが、また次回も考えておりますので、ご安心下さいませ♪
今回の"お香の会では、お手紙やお財布などにそっと香りを忍ばせられるご自身がお好きな香りの香木通しを調香し、お好きな柄の和紙で封じた〜文香〜をお持ち帰りいただきました。

お越しになった方には当会を開催したお寺の趣旨、思いとして一言だけお伝えさせていただきました。

〜昔お寺にいって香りの勉強したよな〜

と。今日という日をいつか回想していただける日にしていただけたら幸い。

〜お寺って身近な場所だよな〜

と、ちょっとした軽い思いを胸に留めていただけたら幸せですとお伝えさせていただきました。

その想いを繋ぐ物として"和の香りの文香"
オリジナル文香を通して何か感じていただけたらと、今回ご案内させていただきました。
今回も多くの方と共に香り、感じ学ばせていただきました。

先生の講義はいかがでしたでしょうか。穏やかでほわーんと包み込んで下さる口調で何とも言えない空間を作って下さりましたね。かといってしっかりお香の歴史と日本人がどう関わってきて、これからも関わっていくのかを教えていただきとても実りあるお時間になられたのではないでしょうか。

和の自然な香りが実は日本の歴史を繋ぎ作ってきた大切なものである事が改めて、今日お越しになった方にはご理解いただけたのではないでしょうか。

一生懸命にメモされている方もおられました。
私も最初、この話を聞かされた時は沢山メモし、その後お寺で会う方との話題にさせていただいたほど。

それぞれの時代の思いや願い祈りなどが、香りと共に現代まで受け継がれてきたのだと思うと、今日のお時間もお越しになった皆さまにとって大切なお時間となって下さってくだれたならありがたいと思わずにはいられないのです。
本日のお香の会の流れは以下の通り
1.副住職の挨拶・先生の紹介
2.先生の挨拶
3.ご講義〜30分〜
〈お香の歴史について(和の香りの楽しみ方)〉
4.文香作り〜1時間〜
〈ご自分の好きな香りの確認ー7種類の香りの種を利き、好き嫌いを書き出す作業ー調香ー和紙包装〉
5.参加者全員の文香を本堂にてお加持供養(読経)
6.閉会式の辞(副住職)

以上

でした。
始まりが寺方の段取りが悪く6分ほど開式が遅れてしまいました事、この場を借りてお詫び申し上げます。

そのような不手際から始まった会でしたが、本日、お越しいただきました皆さまには寛大に会に笑顔で参加していただきました。
沢山の素敵な笑顔や会話に触れさせていただき感謝ばかりの時間でした。楽しいひとときをありがとうございました。

ご縁あった皆さまが安らかで穏やかな時間が宝性寺で繋いだ香りを持って多く持てますことを心よりご祈念いたします。

本日、穏やかな空気でご講義、そして文香の手ほどきをしてくださいました市毛先生、そしてご参加いただきました皆さまに心より感謝いたします。
先にも触れましたよう、次回も違うお香アイテムを、お持ち帰りいただけるよう行う予定ですので楽しみにしていていただけたなら幸いです。

本当にありがとうございました。

合掌