令和3年 涅槃会厳修

お釈迦さまに祈りました。
本日は雨が降り肌寒い日でした。

世の中は新型コロナウィルス感染拡大予防として緊急事態宣言下です。

そのような中、本日はお釈迦さまが涅槃に入られたとされる2月15日でした。

宝性寺では住職と副住職でお勤めをいたしました。
本日、当初より予定されていた宝性寺の監査会があった為、そこにいらしていた役員数名にご焼香賜り、共に今を感じ願いました。

般若心経、大聖釈迦牟尼如来涅槃和讃をお唱えお勤めしました。

昨年までは毎年、遍照講の皆さま、ご参列の皆さまと共に声を出してお勤めをしていたのに今年は静かなお勤めでした。

一心祈願 疫病退散

思いもよらないことに心を乱されることが増しています。

そのような中で少しでも穏やかな心の拠り所を見つけられたなら...

皆さまとその穏やかな時間が多く持てますよう、今日も祈り願いました。

思い通りにならないことの方が多くなっておられるかもしれません。
そのような時だからこそ皆で受け継ぎ守ってきた想いを、お寺としては感じていきたいと思っています。

今回も静かではありましたが、安らかな時間に包まれたお勤めをさせていただきました。

ご参集いただきまして総代役員の皆さまありがとうございました。

そして法要後、このホームページを頼りに市の民族研究の方がお越しになり昔と今の智恵について触れ合いお話をいたしました。

このような場での発信も多くの皆さまと繋がれる時代になったと改めて感謝した時間でした。

本日、お越しに来れなかった皆さまも宝性寺涅槃図の写真から何かを感じたいただけたらと思っております。

皆さまと共にまた声をだしてお勤め出来る日が来ることを楽しみにお待ちしています。

本日もありがとうございました。

合掌