大施餓鬼会勤修

10時よりご供養法要いたしました。
宝性寺大施餓鬼会10時より本堂にて厳修いたしました。

本年も昨年に続き、新型コロナウイルス感染拡大予防として、檀家総代の皆さまのみのご参列、そして住職と副住職のみのお勤めにて当法要を執り行いました。

お施餓鬼とは、亡き御霊(餓鬼道にいる食べ物を口に出来ない者)への施しの供養です。

"どんな人にでも優しく"ではないですが、自分に直接関わる関わらない関係なしに、施しの心を知り、感謝の心を学び深める為に守られてきたご供養の形だと宝性寺ではお知らせさせていただいております。

少し宗教的、古いな言い方をするその学びにより"徳を積み日頃の出来事に備える"というような言い伝えです。

ありがたいことにその学びによる祈りにより宝性寺は守られ続けております。

"8月になると寺に行くことが増えるな"

ご先祖さま、そして皆で守ってきた行事を通して、全て良い捉え方で心安らかに過ごせる時間としてご参加いただければと思っております。

お盆から雨続きの日が続いておりましたが、この日は晴天に恵まれました。
今の全ての出来事がこれからの恵みの種となるようこれからもお祈りして参ります。

本日、ご参列賜りました宝性寺総代の皆さま、そしてお参りにお越しになられた皆さま、今年も大施餓鬼会を無事に厳修できました。ありがとうございました。

1日でも早く新型コロナウイルス問題が終息し、心穏やかに過ごせる日が来ますようご祈念いたします。

合掌