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12月の写経の会

令和4年最後の写経の会でした。
今年は新年早々より新型コロナウィルス問題もあり4月に初めての写経の会が行われ全8回の開催でした。

延べ多くの方にお越しいただき、色々な想いや願いに触れさせていただきました。
一年間、本当に素敵なお時間をありがとうございました。

今回も年末のお忙しい中、またお寒い中、多くの方にお越しいただきました。心より感謝いたします。

人を想うこと、仏さまを想うことは、時には祈りと言い、ご供養などとも言われます。
思い通りにいかないことも多く、思い通りにいかない時こそ、その人の想い祈りにより助けてもらうことがあるような気がしています。
祈りを捧げても思い通りにいかない事もあります。
いや、思い通りにいかないことの方が多いかもしれません。
しかし清らかな人の想いや動物、植物に触れることで、嘆きたいような事から開放してもらえるような時間がもてるかもしれません。
そのことを気づかせてくれる一つに写経という心のご修行があるのかもしれません。

"仏さまの前だと何故か素直になれる"

このホームページではよく書かせてもらっていますが、本当にそのような言葉を耳にします。
実際、不思議と心が落ち着く時間に溢れるような気がします。

本当かどうかは、実際に写経をされてみるのがよいかもしれません。

今年一年、宝性寺は色々な人と出会い別れもありました。

しかし皆と唱えたお経、想いの詰まったお経がその出会った皆さまの想いを受け継いでくださいました。ありがとうございます。

宝性寺は、皆でお唱えしたお経を明日も明後日もお唱えし、皆さまの想いを守って参りたいと思っております。
ですのでどなたさまも気軽に当会にお立ち寄りいただければと思っております。

今年一年、宝性寺にお越しいただき誠にありがとうございました。

来年は2月に再会いたします。

どなたさまも気軽にお越しくださいませ。

南無大師遍照金剛

合掌