永代供養尊霊盆供養厳修

令和7年盆 大切な仏さまを想う日でした。
令和7年7月13日(日)11時より
永代供養尊霊盆供養法要

宝性寺永代供養堂でお預かりしている尊霊へのお盆供養をいたしました。

お盆供養。
それぞれのご家庭の大切な尊霊を想うこと。それには敬って感謝であったり、冥福を祈ったり。

継がれている「しきたり」的な行いでいうと自宅に尊霊を迎えるにあたりお墓参りに行く前に迎え火を炊き、改めてお盆期間中にお墓参りに行く際に送る時にまた送り火を炊くという
仏さまを自宅に迎えて仏さまと過ごすという大切な風習としてお盆供養を多くの方がなされています。

宝性寺では7月13日に毎年、永代供養としてお預かりしている尊霊への盆供養法要を行っております。
上に触れたしきたりができなかったらどうなるのか。

どうにもならないと考えています。
大切な尊霊を想うことは、今出来ることから続けていただけるのが望ましいと思っております。
もしかしたら火事になったり、そもそもマンションで火が炊けないお宅もえるかもしれません。
しきたりに当てはめすぎてしまうと多くの方が盆供養出来なくなってしまう現代。
仏さまから継がれる智恵は時代時代で様式に合わせて守られています。
大切なことは大切な方、亡くなられた方を忘れないよう、現代にも継がれる法要に寄り添ってみることではないでしょうか。
お葬式から始まり、初七日法要、49日忌法要などからお彼岸、お盆と毎年どこかで耳にする言葉が日本には守られております。
その言葉を聞いた時に、仏さまを改めて思い出して墓地やお寺で静かに向き合ってみてはいかがでしょうという現代にも多くの智恵が継がれています。

そして7月、8月はお盆の月として各寺院ではご供養が行われています。

宝性寺では7月13日にご縁ある方々とのお約束を守る為の法要、盆供養法要を行っております。
今年も多くの方にご参列いただき、皆さまの想い溢れる中でお盆のご供養、この一年で亡くなられた方への新盆供養を勤めさせていただきました。

永代供養諸尊霊合同での法要の為、関係者の方々が他家の仏さまも前にし想いのお手向けをされました。
ご焼香はご理解ご協力をいただきご参列者皆さまよりいただきました。
皆さまの想いが大切な尊霊へ届くよう宝性寺ではお経、御詠歌の奉詠をいたしました。

皆さまの仏さまに会っていただけたらいなとの想いでお勤めをさせていただき、本日も智恵をいただきました。
ありがとうございました。

そして本堂での法要後、永代供養堂へ皆でお参りしました。
本日、ご参列が叶わなかった方もご安心ください。
私ども宝性寺僧侶が責任をもってお手代わりを勤めました。
そして共に眠る尊霊のご家族も見守っていただきました。
そのご報告も兼ねてこちらでは多くの写真を掲載させていただきます。(参列者さまからの使用許可済)
※全ての写真はFacebookに掲載しております。

皆さまが皆さまの尊霊より素敵な智恵を受けられ、その智恵が皆さまの生活の安らぎの一部として守られますこと、日々お祈りさせていただきます。

今年も素敵な想い溢れる盆供養法要を勤めさせていただきありがとうございました。

合掌