3月 写経の会

お寒い中お越しいただきありがとうございました
令和7年3月14日(金)14時〜
「写経の会」を行いました。

初めてご参加の方もおられ、多くの方が一同に写経というご修行をなされました。
今月も素敵な祈りをありがとうございました。

ご修行には修業という似た言葉がございます。
技を競う修業とは違い、修行はご自分の心と向き合い生かされていることに感謝し安らぎを得ていただくという行いです。

お釈迦さまはそのご生涯にて様々なお智恵をお示しになり、お言葉を残されました。
そのお言葉を弟子達がまとめ継がれているものがお経です。
お釈迦さまの弟子が残されたお経は時代や様々な国を経由して継承なされ続けています。

次の世代へ託す想いが込められて守られ続けています。

私達はその継承される真ん中に守られているものと向き合うことでご自分の心の安らぎとは何か答え合わせし、2600年前に涅槃に入られたお釈迦さまから今もなお大切な何かを教えていただいているのかもしれません。

本日、写経というご修行により皆さまの安らぎに触れられたでしょうか。
宝性寺では、皆さまの想い、願い、祈りが少しでも多くの安らぎに包まれたお時間で過ごせますことをお祈りさせていただきたいと思っております。

皆さまと今日も会の最初に『智山勤行式』というお経をお唱えしました。
この行為もありがたいご修行。
ここで得た学びをしっかりと護り継承して参りたいと思います。

皆さまの今日の想いは私たちが本堂でお経を唱えることでお手代わりとして日々ご本尊さまへお手向けさせていただきます。

皆さまにとって少しでも多くの安らぎある時間に包まれますように。

この会はどなたさまもご参加は自由です。予約も必要ございません。
毎月第二金曜会の14時に行っておりますので、興味が持たれました方は気軽にお立ち寄り下さいませ。

本日。宝性寺写経の会へお越しいただきありがとうございました。

合掌