5月 写経の会

それぞれの方の尊き祈りの日
令和7年5月9日(金)14時〜

写経の会を厳修しました

梅雨の季節に入る前の写経の会

曇り空 雨が降る前でしょうか少しじめっとした日でした。

本日、初めての方も多数さまお越しになり写経の会は行われました。
お越しいただきまして皆さまありがとうございました。

かけがえのない皆さまの今日。
いつも通り、初めてなので気持ちを入れて、ドキドキしながら、お散歩のように。
色々の想いにより今日という日に宝性寺にお集まりいただきました。

お一人お一人の想いを考えると不思議なご縁といえるかもしれませんが、そんなに難しく考えることのない集まり、ともいえます。

どのように感じていただいても、感じなくても全く問題のない写経の会です。

ただ宝性寺としましては、その皆さまの貴重なお時間を費やすのにお集まりいただいておりますので、一つだけはお約束をさせていただいた時間でした。

当会は始まりに「智山勤行式」というお経を皆でお唱えして写経の実践を行っていただいております。
その「皆で昌和」というお時間を特に大切なお時間とさせていただいています。
皆さまが目で追い言葉をしているもの。それを信仰として守ってくださった方がおられる方、今の宝性寺、世の寺院があります。

そのことに感謝をする。感謝をどのように継承するのかということを考えた時、私ども宝性寺僧侶は本堂のご本尊さまへお届けすることをお約束するのが一つの勤めとして、日々本堂にてお勤めをしております。

皆さまと唱えたお経は皆さまの想いの手代わりとして、託されたものとしてそのお約束を果たさせていただく。
ですので、宝性寺行事に参加される時はお参りの延長のような気持ちで願い事を想っていただくのもよいかもしれません。

信仰とは強制ではなく共生です。
感情、感性があるから私たちは生きています。生かされています。
怒り憎しみ貪りも大切な感情です。
ただその感情が大きな安らぎに包まれ穏やかに過ごせる時間が増えますこと、日にち薬ではないですが日々お祈りしております。

本日も多くの方にお越しいただき素敵なご縁と想いにより宝性寺の今を継承していただきました。
誠にありがとうございました。
心より感謝いたします。

早速、ご奉納いただきましたお写経はおつ
合掌