十夜念仏会厳修

宝性寺念仏講の皆さまと共にご本尊さまに祈りました。
元々、阿弥陀さま信仰の強かったここ大谷場地区。

浄土宗の教えを守ってこられた念仏講がありました。
今もなお、その名残により真言宗の寺院ですが、ご本尊さまのお慈悲に感謝するという事で、皆で毎年お勤めをしており今回は宝性寺総代各位、宝性寺念仏講、宝性寺月組詠歌講の皆さまで祈りました。

元々10日10夜、お念仏をお唱えするという行事、法要だったようです。

農家の方が多い地区であったここでは、秋の収穫への感謝の意味合いが多く、そしてお寺に参り祈るという、大切なものを守ってこられた意味合いの強い行事です。

今回は月曜日に練習している御詠歌講の皆さまにもご参加いただき、『智山勤行式』、同行和讃、相互合掌和讃、いろは和讃をお唱えし感謝の時間を共に共有いたしました。

いろは和讃はお弔いの和讃。
この法要にご供養として供物を頂戴した方がいて、その方の大切な方が亡くなられた年でしたので、みなで哀悼の御霊にふれました。

繋がる思い。その事を大切に守ってゆきたいと思っております。

本日、ご参列の皆さま誠にありがとうございました。
こうやって沢山の方が集まり手を合わせるご本尊様。

そのご本尊に手を合わせる機会は沢山ございます。
宝性寺の行事は祈る心がある方でしたら、どなたさまもご参加いただけます。

機会がありましたら、気軽にお立ち寄り下さいませ。

合掌