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大施餓鬼会厳修

本堂にて11時より施餓鬼供養をいたしました
昨年までは本堂、会館共に満席、外で待たれる方もおられたほど、多勢の方に見守られて行われていた 「宝性寺大施餓鬼会」(昨年の様子はこちら
今年は新型コロナウイルス感染拡大予防として、檀信徒の皆さまには当法要へのご参列をご遠慮させていただく案内をさせていただきました。

そして例年ですと、近隣ご寺院さまにも法要のお手伝いをいただいているのですが、とにかく今は皆が安全第一を優先し、今年に限りそちらもご遠慮のお願いをさせていただきました。

しかし、檀信徒の皆さま想いをお塔婆に乗せるよう、いつもと変わらず施餓鬼の塔婆のお申し込みをいただきましたので、住職と副住職、そして住職の妻、寺庭婦人にて、令和2年の宝性寺大施餓鬼会のお勤めをさせていただきました。

参列者は当日準備をしてくださった宝性寺総代の皆さま、そして早めに墓参に来られた方にご焼香賜りました。

昨年までは宝性寺遍照講の皆さまとご参集いただいた皆さまと智山勤行式、御詠歌を何曲かお唱えしておりましたが、今年は先の理由で参列者はおりませんでした。

ですので皆でご唱和いただくお時間はありませんでした。

その為、おそらく法要内で親子3人のみでお唱えする最初で最後となる御詠歌『施餓鬼供養和讃』のご奉詠をさせていただきました。
早朝より準備のお手伝い。そしてご参列いただいた総代の皆さま、そして当法要の時間にお越しいただきました檀信徒の皆さま、誠にありがとうございました。

大変な時期での大施餓鬼会でしたが、多くの方のご理解とご協力により無事、令和2年の大施餓鬼会を厳修する事が出来ました。

法要参列をご遠慮いただきましたので、法要後は施餓鬼壇をお参りに来られる方が手を合わせられるよう、通常ご本尊さまと向き合う施餓鬼壇は向きをご本尊と同じ方向にし、祀らせていただきました。

お参りに来られた多くの方に本堂前にて焼香を賜りました。ありがとうございました。

来年は、また皆さまと共にご本尊さま、ご先祖さま、大切な仏さまに手を合わせ、お唱え出来ることを願っております。

早く世の中が、落ち着きますよう毎日、ご祈念いたします。

まだまだ落ち着かない日々が続きますが、ご縁ある皆さまくれぐれもご自愛下さいませ。

一心祈願 疫病退散。

南無大師遍照金剛

合掌