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弘法大師 月並御影供

朝から報恩謝徳の誠を捧げました。
報恩謝徳とは?

お大師さまを思い感謝して皆で手を合わせたという事です。

9月21日(月/祝)6時。
久しぶりに参拝者の方にも来てくだされるよう朝の勤行時間を開放し行いました。

開放は本堂の扉も開けたままでの法要という意味合いもございます。

このホームページでの行事案内以外、一切のお声がけや宣伝的なことのない中で、この法要を行いました。

住職、副住職、そして修行若僧の修行の場として、お大師さまを思い、長いお経、日頃あまり読むことのないお経を読み、お大師さまのご功績に感謝、檀信徒の皆さまの御霊供養、各祈願などをいたしました。

お勤めは40〜50分ほどでしょうか、宝性寺としても、今日も本当にありがたい時間でした。

自由にこのような場で何かを感じて安心を得る。

とはいっても心苦しくて今は何も考えられない。
そのような方もおられるでしょう。

でもそのような方も気楽に参拝できるような時間としての開放。
何も寺方からの声かけありませんので、静かにこの時間た触れていただければとの開放でもあります。

今は何も考えなくて、何も得られなくてもいいじゃない。
自分のペースでいいんだよ。
この祈りの場に日頃聞き慣れないお経がBGMにあるといいいますか。その中で今のご自分を静かに感じてみる。

色々なルールに縛られた心を、ひとときでもほぐしてくれる場所。

"礼節など分からないし、

無礼があっては失礼だし...。"


全く必要ない。そんな小難しい余計な事考えなくてよい時間と場所です。

歴史あるご本尊。仏像達が並ぶ、本堂とはそんな場所でありこれまで守られてきたので、新型コロナウイルス感染拡大予防を大前提に、毎月21日6時に開放する事としました。

今は秋のお彼岸週間、多くの方々の祈りが集まっております。みんなご自分の意思で手を合わされています。
そのような中、清々しい時間の中、法要を執り行わせていただきました。

ありがとうございました。

合掌