十夜念仏法要厳修

扉・窓全開の本堂で祈りました。
11月19日(木)13時より十夜念仏法要を宝性寺総代さま、遍照講の皆さまと共にこの地区での五穀豊穣に感謝し執り行いました。

世の中は、新型コロナウイルス感染者が増え第3波が言われ始めております。

お越しになった皆さま、ご家族にはご心配と不安をお掛けしてしまったご案内となってしまいました。申し訳ございませんでした。

本堂の東西南の窓扉は全開、お座りいただく席は隣接と前後左右1m間隔に空け、ご供養にと頂いたご供養物はそのままお持ち帰りになれるよう各々の方分に小分けにしてご用意させていただきました。

入退堂される際は皆さまには検温消毒、堂内ではマスク着用をお願いしての新様式での法要となりました。
久しぶりにお仲間と話す機会でしたが、いつもとは違う制限をお願いをさせていただき、これまでとは違う緊張感ある中での法要となりました。

智山勤行式、同行和讃、相互合掌和讃、平和観音讃仰和讃を中抜きの第1、3番、一心祈願疫病退散をお唱えし、安全を考慮して、入室から退室まで30分掛からないご法要でした。

"今という時間に感謝し祈り願う"

今年は短い法要時間でしたが、しっかり今を生かされる我々は先人の方々が守ってこられた思い引き継ぎ皆で共に手を合わせることが出来ました。

宝性寺の目線で言わせていただきますと、生かされている時間に感謝し、今の時代を分かち合うことができて、忘れられないとてもありがたい法要となりました。

お越しになられた方の思いを考えると、本堂内での過ごし方へ制限やお願いをするというのは、楽しみの時間を割くようで心苦しさがありましたが、やはり皆で唱える、祈るというのは心に沁みました。

本日は大変な時期にお越しいただき、本当にありがとうございました。

まだまだ新型コロナウイルスに対しても予断を許さない気を引き締める時期が続きそうですので、ご縁ある皆さまくれぐれもご自愛下さい。

1日も早く穏やかな日が訪れますこと、心よりお祈りいたします。

合掌