朝粥のつどい
現在はお粥の接待はございません。
同じ釜で炊いたご飯を食べ、色々な想いを安らぎへと導いてくれるとても大切な時間でした。
もう一度言わせていただきます。
現在はお粥の接待はございません。
新型コロナウィルス問題で、皆で食事をすることが憚れたことで中止、そのまま年を重ねて現在に至っております。
新型コロナウィルス蔓延の時代に宝性寺も歳を重ねお粥を炊いてくれていた大切な人がこの世の役目を終え旅立ってしまいました。
その想いはお勤め会として守り、継いでいっております。
その名残りでその時の様子や案内文をそのまま暫くはこのまま残しておきたいと思っております。
現在、「お粥の会」は開催しておりません。
現在の案内は 毎月21日6時より(1月、8月はお休み)詳しくは こちら です。
お間違えのないようお願い申し上げます。
宝性寺
ここらから以前の案内文です。
なぜ、朝からお粥を食べるの?
食べ物を食べることは、この世に生を受けて毎日続いていることですね。楽しい食事・大変だった思いで、ひもじい思いをしたこと、様々な出来事と食事は思い出の中で繋がっています。
お寺に朝から参っていただき、厳かに「朝粥を食らう」そのなかで、今まで生きてきた歴史を振り返ることで、活きる力・慈しむ心と向き合えたらと考えて集っております。
年10回毎月21日、弘法大師の御影供としての朝お勤めの時間に檀信徒のみなさまと朝粥会を行っております。
時間は以下の通りです。
(1月・8月はお休み)
2~3月 6時30分〜
4~9月 6時~
10~12月 6時30分~
本堂にて智山勤行式にてお勤めをし、その後場所を移して大釜で炊いたお粥を召し上がっていただいております。
始まりは平成13年の6月15日。弘法大師の誕生日の日に朝粥会は始まりました。
農耕民族として歴史を刻んだ日本。
その五穀豊穣への願いから信仰が全国に広まった日本の史実。
そのお米に感謝する。現代にも引き継がれるお大師さまの教えに感謝する。
ここでの出会いに感謝する。
当たり前の事を改めて見つめてみようという集いです。
これは宝性寺からの接待でもちろん無料で、どなたでも自由にご参加いただけます。
季節によって、小豆粥・芋粥だったり、普通の白粥だったりさまざまです。
来られている方はそれも楽しみのようです。ご気軽にご参加ください。